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■ EQ理論 ~ 能力の4ブランチ
■ EQの人材能力開発 領域
┣■ 知性1 心内知性
┣■ 知性2 状況判断知性
┗■ 知性3 対人関係知性
「今の感情の状態」を認識し、それをコントロールする能力
EQという言葉を聞いたことがないという人も、実は日常生活の中ではしばしばその能力を発揮しています。
提唱者のサロベイ/メイヤー両博士は、
「人の態度や物言いなどのあらゆる言動は、その時々における自分自身の感情の状態に大きく左右されている。したがって、このことを意識してうまく利用することができるのは1つの能力であり、この能力は誰もが備わっているもの。だから、適切な訓練によって、その発揮能力を高めることができる」と説いています。
つまり、自分の「今の感情の状態」を認識し、それをコントロールすることができれば、自分にとって適切な行動を取ることができるし、前向きな感情を生み、前向きな行動を作り出すことができるのです。
また、相手の「今の感情の状態」を認識することができて、相手に対して配慮できる言動をとることができれば、対人コミュニケーションをうまく保つことができるのです。
EQは決して難しい理論ではありません
何気なく過ごす日々の中で、誰もが必ず使っている能力を整理した理論です。
そして、EQ開発は、いつでも、どこでもできるのです。
EQとは開発できる能力
EQとは誰でも持っている能力ですが、自分の現状を知ることはきわめて大切です。
自分のEQを意識することで、すでに開発プロセスに入っているといって過言ではありません。
人のあらゆる行動は「感情」に影響を受けています。また同時に、行動することで「感情」を変えることができます。
わたしたちは誰でも行動にクセを持っていますが、この多くは感情のクセから出たものです。
行動を意識して習慣づけることができれば、マイナスに左右しがちな感情のクセをプラスに変えることができるのです。
そのために必要なのは、感情のクセを矯正するための「型」を知ることです。
武道や茶道などには基本となる型があり、繰り返すことで基本の型が身につき、それに自分のスタイルやオリジナリティが生まれてきます。
感情もそれと同様に、型を身につけて、何度も繰り返すことで、習慣化することが大切です。
日常生活の言動や行動を変え、感情の型を身につけていくことで誰もが自らEQ能力を高めることが可能なのです。
Source from Advantage Risk Management Co., Ltd.